TEDトーク by Mark Ronson / サンプリングについて

第5週にあたる今週末は金曜がDJ N.A.O / VDJ LANY、土曜がDJ TOMMY / VDJ LANYといった久々のレギュラーメンツでの営業になります。
土曜は7&7さん、CRUNKさんで合同(?)イベントが行われるみたいです。

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イベント名の”CARNIVAL”通り赤線が賑やかになるといいですね!
うちはフリーエントランスでやってますので普段あまり福生の夜に遊び来ないという方もぜひ覗いて行ってください。


 

先日NHKのEテレでMark RonsonサンプリングについてプレゼンしてるTEDトークが放送されてました。DJやトラックメイカーはモチロン、音楽好きな方、サンプリングミュージックに対して疑問を抱いている方も、すごくおもしろいのでぜひご覧ください。

以下簡単に印象に残ったトークなどをまとめました

TED2014, Session One - Liftoff! - The Next Chapter, March 17-21, 2014, Vancouver Convention Center, Vancouver, Canada. Photo: James Duncan Davidson

「サンプリングが音楽を変えた」
「(多くのサンプリングしている人達は)自分の曲が作れないから、オリジナルの耳慣れた音を売れる為に利用しようとサンプリングした訳ではなく、その音楽に何か響く物を感じ、その音楽の物語に自分を入れ込みたくなったから(その曲の歴史に関係したくなったから)」

「各自愛する旋律や音を見付け、更に発展させていく」と、オープニングで過去のTEDトークの映像音源やトークで曲を作り上げたり、史上5番目に多くサンプリングされてるというDoug E. Fresh & Slick Rick”La Di Da Di”を用いて過去のBiggieSnoop等、現在のMileyに至るまでその進化をプレゼンしてます。

La Di Da Di – Doug E. Fresh & Slick Rick

ボクがDJ初めて2年位経って作った初MIXの出だしが、”La Di”の部分が”ラニー”に空耳するからという理由でイントロを下手くそな2枚使いでループしたのが恥ずかしさと共にフラッシュバックします…

Hypnotize – The Notorious B.I.G

We Can’t Stop – Miley Cyrus

Lodi Dodi – Snoop Dogg

番組上では話に出ただけで曲が流れてませんがとてもクラシックです。”上を向いて歩こう(Sukiyaki)”も使ってます。

他にも数え切れないほど”La Di Da Di”ネタがありますので興味がある方は”Who Sampled”からどうぞ。

ただMark Ronson的に、とても言い回し/表現がうまいと思ったのですが「曖昧な音のサンプリングから離れ、一時期丸ごと曲を拝借してしまう様な当時の雰囲気や時代からのただの借り物、その様な曲は長続きせず耳にする機会は減っていく」と、一部のサンプリング手法には否定的な面も。

Been Around The World – Puff Daddy feat. The Notorious B.I.G & Mase

例としてDavid Bowie”Let’s Dance”を挙げてますが、完全に丸ごとって訳じゃないからこれじゃないか…

Hot Stuff (Let’s Dance) – Craig David

まんま使いとなるとこれしか思い浮かびません。

そんな状況を打破し、現代の人達に訴える重要な要素を加えるキッカケとなったのは08年のグラミー賞最優秀新人賞最優秀楽曲賞など5部門を受賞した故Amy Winehouseの登場としてます。

Rehab – Amy Winehouse

Back To Black – Amy Winehouse

You Know I’m No Good – Amy Winehouse

上記全てpro. Mark Ronsonです。噂ではAmyの生前にMark Ronsonがエグゼクティヴをつとめた3作目のアルバムが完成済みだとか。。

「サンプリングはノスタルジックな名曲とともに常に進化する一方、日々正当性について終わりなき議論が付きもの」とし、グラミー賞は対象曲がサンプリング要素を含んでいると選考されないことから「(グラミー賞選考委員会は)ロックミュージック至上主義者の集まりで差別的、ラップやモダンポップミュージックを蔑むための持論としてサンプリングのコピー性を利用してるが、完全に的外れだ」と口撃する場面も。笑

「私達はポストサンプリング時代におり、愛する曲を手に取り加工し発展させ、自身のオリジナリティと融合させてその曲の進化の歴史の一部になり、再び新しい曲になることでその曲とリンクできる可能性を手に入れるのです」

そして最後に今までのTEDトーク番組内で特にインスパイアされた盲目で自閉症の天才ピアニストDerek Paravicini、南スーダンの少年兵の過去を持つスポークンワードの詩人でラッパーのEmmanuel Jalの2番組をサンプリングし、「再びボクはウザくも、これらの音楽の歴史に自分を存在させる方法を見付けました。音楽を愛しているから、いじって絡みたいのです」と、曲を披露し終了。

最近大きなニュースにもなったRobin Thicke”Blurred Lines”Marvin Gaye”Got To Give It Up”の著作権を侵害してるとしてMarvin Gayeの遺族に訴えられ敗訴し、9億円の賠償金支払いと”Bluuerd Lines”の著作権の譲渡を要求をされてるそうです。

Blurred Lines – Robin Thicke feat. T.I. & Pharrell

Got To Give It Up – Marvin Gaye

Robin Thickeとpro.のPharrell、featしたT.I.とも「極めて残念、音楽にとって恐ろしい前例となり、クリエイティビティは後退することになる」と表明。今は再審に向けて動いてるみたいですが、Marvin Gayeの遺族は更にPharrell”Happy”に対しても訴えを起こしてるとか、遺族の意向なのか大金を手にできる見込みを持った悪徳弁護士が入れ知恵したのか知りませんが、こういう本当に残念なニュースがあったばかりなので良いタイミングでアクションをMark Ronsonが起こしてくれましたね!

パクりじゃねぇ、サンプリングだバカヤロウ!!

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